「推測」と「憶測」の違い・意味と使い方・使い分け

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推測は「根拠を踏まえて、推し量ること」。

何らかの根拠を元に推理するというのが推測になります。

憶測は「根拠などを持たずに、なんとなくそのように考えること」。

根拠がなく、自分の主観で勝手にそう思うような状況を憶測と呼びます。

したがって、憶測の場合にはその内容は真実ではないケースが多くあるということになるのです。

「推測」の意味

推測というのは、何らかの根拠があり、それをもとに論理的に推理をした結果、特定の結論にたどり着いた状況になります。

したがって、推測の場合には当たっている場合も多分に含まれている可能性があるのです。

しかし、推測に関してもその内容が真実とは異なっていることもあるので、鵜呑みにはできないということも言えるのです。

「憶測」の意味

憶測というのは、何らかの根拠からそのように考えるのではなく、自分の想像で考えた結果と言えます。

したがって、憶測の内容というのは真実に合致しているケースはかなり低く、あまり信憑性の高いものではないと言うことができ、あまり信用してはいけないものになります。

憶測は単なる想像に過ぎないという認識が必要なのです。

「推測」と「憶測」の用法や用例

「私の推測によると、あの人が今日学校を休んだ理由は風邪だと思う。

昨日、学校にいるときずっと咳をしていたから。

咳をしていても風邪とは限らないけど、咳が出る病気で最も可能性が高いと思うのは風邪だと思う。」

「特定の有名人に関する憶測が広がり、それが多くによってまるで真実のように語られてしまったことがあるが、根拠がまるでなく、よくもまあこんな憶測を信じられるなと思うよ。」

推測と憶測では信憑性がまるで違う

推測というのは、根拠を元に推理しているので、それが間違いであることもありえますが、まだ信用してみる価値は残されているでしょう。

しかし、憶測は単なる想像なので、そのように考えた根拠はありません。

つまり、勘に近い推理と言える状況であり、基本的には信用してはいけないと言えますが、推測と憶測を正しく見分けることができないといけないわけです。

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