「脚光」と「注目」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

脚光は「足元の照明のこと、注目を浴びること。」

「注目」と言い換えると分かりやすい。

注目は「世間の感心の的になること」。

「感心の的」と言い換えると分かりやすい。

「脚光」は「舞台にある足元の照明」のことで、演者に下から光を当てるものです。

「脚光を浴びる」と言うことは世間の注目となることを意味します。

「注目」は世間の感心の的となることを言います。

「脚光」はフットライトのこと

「脚光」はフットライトのことで手。

上からの照明だけではどうしても前進が見えにくいため、下からの光が必要になります。

舞台やステージなどで演技をする場合は全身が見えないと興味も半減してしまいます。

そこで「脚光・フットライト」が必要とされる訳です。

「脚光」を当てられた演者は注目される訳ですから「脚光を浴びる」と言う言葉は「世間の注目を集める」と言う意味になります。

「注目」は感心を集めること

「注目」は世間の感心を集めることです。

また、特定の場所に一斉に目を向けることも言います。

「注目される」は「感心を持たれること」、「皆、注目!」は「話者に目を向けさせること」を意味します。

似た言葉に「注視」がありますが「注意して見つめること、感心を以て観察すること」などの意味になります。

「事件の成り行きを注視する」などと使います。

「脚光を浴びる」と「注目する」の違い

「脚光を浴びる」は、外部から自分に注がれる視線のことです。

「注目」は自分から外部に注ぐ視線のことです。

同じ視線でも外部からのものと自分からのものがあります。

ただし、「注目される」では外部からの視線になります。

どちらも同じような意味を持つ言葉です。

「脚光」は良い意味で使い、「注目」は良い意味も悪い意味もある言葉です。

「脚光を浴びる」と「注目する」とは

「脚光」は足元の照明、フットライトのことです。

チャップリンの映画に「ライムライト」がありますが、これも舞台照明で足元のものを言います。

ライムライトとは電球以前の「石灰の光」のことです。

舞台で「脚光」を当てられた演者に観客の目が集中することから「良い意味で世間の感心を集めること」と言う意味になりました。

「注目」も似たような意味を持ち、「注目される、注目する」と使います。

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