「論文」と「小論文」の違い・意味と使い方・使い分け

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論文は「根拠を持たせて、秩序立てた文章を書いたうえで、学術研究などに関する成果を表現した文章のこと」。

主に研究の分野で用いられる表現になりますが、それ以外の場面でも使う可能性はあります。

小論文は「根拠を持たせてテーマに沿った意見を文章で書いていくこと」。

主に進学などにおける試験で用いられることが多くなっているのです。

「論文」の意味

論文というのは、筋道を立てて研究成果などを説明していく文章のことです。

身近なところでは、大学の卒業論文などが存在します。

自分なりに考えたこと、出た結論に対して、どうしてそうなのかといった理由などを含めて、考察していく形になります。

あとは有名なところでは修士論文や博士論文などの論文が現実的に存在しています。

「小論文」の意味

小論文というのは、筋道を立てながら自分の意見などをテーマに沿って書いていくものです。

論文と比べたら文章量は少ない場合がほとんどで、ある程度意見を書きやすいテーマになることも多いです。

小論文に関しては自主的に書くというよりは進学などで試験科目として課されることが多く、そういった機会で多くの人が書くことになるのです。

「論文」と「小論文」の用法や用例

「大学を卒業するには論文を完成させないといけないのだが、これは本当に時間がかかりそうだ。

取り組む前は大学と言えば卒論だろと意気込んでいたのに、いざ始めてみると大変さの印象が勝ってしまうんだよ。」

「大学受験では小論文を書かないといけない。

小論文なんて今まで書いたことないから、どういう書き方をすれば良いのかが分からない。

ちゃんと対策をしておかないといけないな。」

論文も小論文も割と身近なもの

論文というのは大学で書くという人も多くいますし、小論文は進学などにおいて書くという人が多くいます。

したがって、どちらに関しても割と身近なところにあり、縁がないという人もいますけど、特定の人間にとっての特別な存在というわけではないのです。

ただ、論文と小論文では難易度というか、労力の部分などで差があるのです。

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