「疑問」と「質問」の違い・意味と使い方・使い分け

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疑問は「本当かどうかわからない、真実が何かわからないといった疑いを持つこと」。

何かしらの知りたい内容に関しての疑いということになります。

質問は「何かしらの疑いを持ったことに関して誰かに尋ねたりする行為のこと」。

質問というのは疑問を持った時点で、その疑問を解消しようとするときにとる行動ということになるのです。

「疑問」の意味

疑問というのは、自分の中でよく分からないこと、真実は何なのか?知らないことに関して疑いを持っている状態のことです。

分からないことが頭の中にあり、それが気になっている状態のときに疑問を持つといった表現を使います。

その内容は特に問われておらず、疑いを持ったものに関して広く疑問という言葉を使うことが可能なのです。

「質問」の意味

質問というのは、疑問を持った状態を解消するためにとる行動のことです。

質問をするという表現を使いますが、これは頭の中にある疑問を解消するために行動をとり、実際に答えを理解して、疑問を取り去るということを目指しているのです。

つまり、疑問は状態ですが、質問は行為に近いということが言え、そこが違いと言えるのでしょう。

「疑問」と「質問」の用法や用例

「なぜこの問題はこの解き方になるのか分からない。

この疑問を抱えたままでは次の問題に進めないからな。

なんとかして解消しないと。」

「問題の解き方が理解できないから、どうしてそうなるのか質問をしてみよう。

質問をして詳しい説明を受ければ、ちゃんと理解することができ、納得することも可能なのではないかと思うのだ。」

疑問が質問に変わる

質問というのは疑問を解消する行為なので、疑問がまず存在していないと質問は生まれようがありません。

したがって、疑問があってこその質問という状況になります。

また、疑問が質問に変化するので、疑問と質問という言葉はかなり密接に関係していると言えるのです。

疑問と質問という言葉はセットで使われることも普通にありますから。

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