「全盛期」と「最盛期」の違い・意味と使い方・使い分け

B!

全盛期は「特定の人物などの勢いが特に盛んであると言える時期のこと」。

スポーツ選手などで言えば、成績が特に優れていると言える時期のことを指します。

最盛期は「特定の人物などの勢いが最も盛んであると言える時期のこと」。

最盛期の方がより短い時期として限定した言い方になりますが、意味で言えばほとんど全盛期と同じです。

「全盛期」の意味

全盛期というのは、特定の人物などに関して特に勢いがある時期のことです。

勢いがある時期というのはより幅広く扱っており、例えば数年間というような見方をすることもあります。

スポーツ選手などでよく使われる言葉であり、特にいい成績を残した時期を全盛期と呼ぶことが多いですけど、あまり時期を細かく限定しない言い方というのがポイントです。

「最盛期」の意味

最盛期というのは、特定の人物などにおける勢いが最も盛んな時期のことです。

全盛期と比べるとやや時期を限定する言い方になります。

全盛期が数年間という言い方をするのであれば、最盛期というのはその中の特に優れた1年間を選んで、その時期だけを指すような言葉になるのです。

より短い時期に限定した言い方ということになります。

「全盛期」と「最盛期」の用法や用例

「あの力士は全盛期はすごかったが、やっぱり歳には勝てないのかな。

最近は格下相手にも取りこぼすことが増えてきて、優勝争いをする雰囲気は全く感じられないんだよ。」

「あのバッターはの最盛期はすごかったよ。

ホームランの日本記録を更新するのではないかという勢いだったし、その年だけはずば抜けてすごかったという記憶があるよ。」

全盛期と最盛期はほとんど同じ意味

全盛期も最盛期も特定の人物における勢いのあった時期という意味では同じです。

あとはどのくらい時期を限定するかという部分になります。

全盛期はおおまかに勢いがあった時期とそうじゃない時期を分けた言い方になりますけど、最盛期は最も勢いがあった時期になるので、かなり時期を限定した言い方になるということも言えるでしょう。

最新の記事はこちらから