上得意は「多くの品を買ってくれるような客のこと」。
つまり、商売をするうえで有難いお客さんという意味で使っていきます。
あまり有名な言葉ではないです。
大得意は「非常に得意であること」。
特定の物事に関しては、かなり得意であると言える場面で使っていきます。
上得意とは意味が異なっているので、そこは知っておくといいです。
「上得意」の意味
上得意とは、多くの品を買ってくれるような客のことです。
つまり、自分たちにとって非常に有難いお客さんという意味になります。
利益を出すにあたって、重要な存在という言い方ができるでしょう。
上得意という言葉は使える場面はそれなりにあるものの、あまり有名な言い方ではないので、使用頻度はそんなに高くないと言えるはずです。
「大得意」の意味
大得意とは、非常に得意であることです。
上得意とは表記は似ているものの、意味は同じではないので、そこに関しては特に知っておきましょう。
基本的には大得意の方が有名な言い方であり、使われやすいと評価できると思われます。
だから、そこに関しては両者の違いになる部分ですし、知っておいた方が良い箇所になると言えるはずです。
「上得意」と「大得意」の用法や用例
「この商売を始めてから、多くの上得意に恵まれた。
そういった存在によって、安定した利益を出せる状況になっている。
本当にありがたい存在であると言える。」
「俺はサッカーが大得意だ。
したがって、学校の体育の授業でサッカーがあったときには大活躍できると思う。
実際にそういったチャンスが訪れないかなと思っている状況だ。」
上得意と大得意は意味で区別が可能
上得意と大得意に関しては、意味で区別が可能となっています。
したがって、これらの言葉は表記は割と似ているものの、意味が違っていますし、使用する場面にも違いがあるのです。
大得意はそれなりに有名な言い方ですけど、上得意に関しては一般的にはあまり知られていない表現になります。
だから、両者はそういう部分でも区別ができます。