「隠者」と「逸民」の違い・意味と使い方・由来や例文

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隠者は「通常の社会とのかかわりを断って生活をしている人たちのこと」。

人とあまり交わらない、社会との接点を持たないなどの特徴が見られる人たちであり、意図的にそういう生活をしている状況です。

逸民は「隠れ住んでいる人のこと、気楽にのんびり暮らしている人のこと」。

隠者の意味にそこそこ似ていると言える可能性があります。

「隠者」の意味

隠者とは、通常の社会とのかかわりを断って生活をしている人たちのことです。

多くの人たちが属している社会とかかわろうとしない人に対して使っていきます。

したがって、多くの人たちとは異なった生活スタイルの人に対して使うことが多いです。

隠者という言葉はあまり有名ではありませんが、隠者と言える人はちゃんといるはずです。

「逸民」の意味

逸民とは、隠れ住んでいる人のこと、気楽にのんびり暮らしている人のことです。

こういう意味なので、隠者の意味にそれなりに近いと言える可能性があります。

同じような場面で使っていくことができますから、そこに関しては理解しておくといいでしょう。

でも、逸民という表現はあまり知られていないので、これを使う人はかなり少ないです。

「隠者」と「逸民」の用法や用例

「人間は通常は社会の中でいろいろな人たちとかかわって生きているが、そうではない人たちもいる。

隠者と言える人たちは社会とのかかわりをほぼ断っている状況と言えるだろう。」

「逸民と呼ばれる人たちは、人があまりいないところで気楽にのんびりと暮らしているのだろう。

そういう一般人とは違う生活も味わってみたい気もするな。」

隠者と逸民は意味がやや似ている

隠者と逸民は意味は完全に同じとは言えないものの、ある程度は似ている状況でしょう。

したがって、共通している箇所を見出すことはできると言えます。

しかし、両者は使用頻度においてはある程度差があると思われます。

隠者はそこそこ有名な言い方になりますが、逸民はあまり知られていないはずなので、そこで区別ができるはずです。

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