「特注」と「誂え」の違い・意味と使い方・由来や例文

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特注は「特別仕様の注文をすること」。

「特別注文」と言い換えると分かりやすい。

誂えは「注文をして作らせること」。

「注文作成」と言い換えると分かりやすい。

どちらも「大量生産の既製品」と異なり、制作を依頼して作る「委託制作」のことです。

「誂え」は本人に合ったいわば「本人仕様の特注品」となり、主に着物や洋服、靴などで使われます。

「特注」は特別な仕様に基づいて注文を行うこと

「特注」は画一仕様に基づく大量生産ではなく、仕様が一つしかない特別なものになります。

デザイン建築物やカスタマイズされた車、誂え品などはすべて「特注」と言えます。

原則、単品生産ですから、価格は当然高価なものになります。

高価になることは承知ですから、価値がそれだけ上がればよいと言うものになります。

英語で「オーダーメイド」と言います。

「誂え」はオーダーメイドのこと

「誂え」は個人の体形や好みに合わせたオーダーメイドのことです。

着物や洋服、ステージ衣裳、靴、装飾品など個人的なものに使われます。

当然のことながら価格は高価なものになり、それがまたその人のステータスシンボルとなるのです。

基本的に採寸を行い、本人仕様となります。

既製品を手直しすることは「誂え」とは言いません。

着物や洋服などは手縫いで仕立てることになり、仕立て直しも楽に出来るものになっています。

「特注」も「誂え」も同じこと

「特注」も「誂え」も同じことと言えます。

「特注品」の概念に広い意味で「誂え」も入ります。

「特注」で作られるものは車や工芸品、オブジェ、看板、建築物、特殊製品、特殊部品などを言います。

「誂え」で作ってもらうものは着物や洋服、靴など本人の体形に合わせたものになります。

「誂え」はその人の自慢品、誇り、ステータスシンボルとなります。

「特注」と「誂え」とは

「特注」と「誂え」は同じようなものになります。

「特注」は特別な仕様に基づいて製造や製作を行うものです。

既製の車にカスタマイズをすることも広い意味で「特注」となります。

「誂え」は身に付けるものが多く、着物や洋服、靴など採寸が必要なものになります。

「本人仕様の特注品」と言うことです。

注文することが自慢となっています。

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