「忍術」と「忍法」の違い・意味と使い方・使い分け

B!

忍術は「忍者が人に知られないようにスパイ活動などをするための術のこと」。

本心を悟られないように、スパイ活動などをするための現実的な方法と言えます。

忍法は「主にフィクションにおいて、忍者が使う非現実的な不思議な技のこと」。

ドラマや映画などで描かれている魔法のような忍術のことを特に忍法と呼ぶことになっているのです。

「忍術」の意味

忍術というのは、忍者が実際に使っている術のことで、主に人の目を欺くことを目的としてスパイ活動などをするとき使うものとなります。

実際はいろいろな術があるのですが、それらを総称して忍術という言い方をしているのです。

したがって、忍者ごとに実際はいろいろな術を使って、人を欺いている状況があるということなのです。

「忍法」の意味

忍法というのは、主にフィクションの世界において、現実の忍者が使っているわけではない魔法のような技のことを指しています。

現実の忍術にはないような、不思議な技をドラマや映画で使うことがありますが、それに関して忍術と区別をするために忍法という言葉を使っています。

非現実的な術などは基本的に忍法という言葉で呼ばれているのです。

「忍術」と「忍法」の用法や用例

「忍術にはいろいろなものがあって、例えば木の葉隠れの術などは忍術の中でも遁術として有名だろう。

人に知られないように謀略活動をするときに忍者はいろいろな術を使うが、特に有名なのはこういったものだろうね。」

「ドラマなどで忍者が描かれるときには、現実には存在しない術を使うことがある。

これが忍法である。

魔法使いじゃないかと思われるような不思議な忍法もあるんだよね。」

現実は忍術で、フィクションが忍法

忍者が実際に使っている技としては忍術があり、スパイ活動などを目的としてそういったものが使われることになるのです。

しかし、忍法に関しては現実には存在しない技であり、現実では再現不可能な技の意味もあります。

したがって、忍術は現実の概念と言えるのですが、忍法というのはフィクションの世界の概念ということになるのです。

最新の記事はこちらから