「海藻」と「海草」の違い・意味と使い方・使い分け

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海草は、陸上の植物と同じく根・茎・葉が分かれ、花を咲かせ種子で繁殖します。

日本には7属15種があります。

英語では、 [Seaweed・海草]と表されます。

一方、海藻は、根・茎・葉に分かれておらず胞子で繁殖します。

海藻は、食用の他に糊料・駆虫剤・肥料・アルギン酸の原料として利用されます。

日本には約1500種の海藻があります。

英語では、 [marine algae・海藻]と表されます

「海藻」の意味

海中に生える藻のことです。

海産の藻類の総称です。

以下の藻類を「海藻」と言います。

緑藻類・・・アオノリ・アオサなど
褐藻類・・・コンブ・ワカメ・ヒジキなど
紅藻類・・・アサクサノリ・テングサなどに大別されます。

藍藻・黄緑藻などの一部を含むこともあります。

太陽光が届く深さに着床して繁殖します。

また、他の海藻や動物に定着するものや浮遊するものもあります。

日本には約1500種の海藻があります。

英語では、 [marine algae・海藻]と表されます。

食用の他に糊料・駆虫剤・肥料・アルギン酸の原料として利用されます。

「海草」の意味

海中に生える種子植物の総称です。

「アマモ」「スガモ」「イトモ」などをいいます。

「海藻」と区別して、海中に生える植物のうち被子植物を「海草」と表す場合があります。

海草は全て単子葉類で、入り江の比較的浅いエリアに群生しています。

葡萄茎によって繁殖し、葉は細長い「ひも状」か「へら状」で単葉です。

水中にシンプルな形の花を咲かせます。

種子は米粒大ですが胚乳を欠きます。

日本には7属15種があります。

英語では、 [Seaweed・海草]と表されます。

海藻サラダの作り方

市販の海藻ミックス(ワカメ・赤とさか・茎わかめ・シロキクラゲなど)を水に浸けて戻します。

トッピングの素材を混ぜて、好みのドレッシングであえて食します。

海藻サラダで使われる海藻のカロリーは、約9kcal/人です。

これに他の素材やドレッシングで使われる油や調味料のカロリーが加わります。

一般的に、海藻サラダのカロリーは63g・24kcal/人です。

ビタミンDとヨウ素が多く含まれます。

まとめ・ラッコのケルプ

ジャイアントケルプ は、オオウキモ(学名:Macrocystis pyrifera)のことです。

コンブ目コンブ科に属する海藻です。

藻類の中では最大種です。

根状部で海底の岩に着床し、上方に向かって茎状部や葉状部を成長させていきます。

茎状部には浮き袋が付いているので、海中で浮いて直立しています。

50m以上に成長することもあります。

ラッコは、現在、オレゴン州とカリフォルニア中部にかけて分布しています。

分布の北限は北極海の氷域で、南限はカリフォルニアです。

これはジャイアントケルプの分布と一致しています。

ウニが増えるとコンブなどの海藻が食い尽くされる場合があります。

ラッコが生息する海域では、ラッコがウニや貝類を捕食するのでケルプが盛んに生長すると云われます。

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