「使い古す」と「使い切る」の違い・意味と使い方・由来や例文

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使い古すは「使えなくなるような状態まで使っていくこと」。

特定のものがかなり消耗する状況まで使っていくケースで使用する言葉になりますから、ここはポイントです。

使い切るは「残量がゼロと言える状態になるまで使うこと」。

使い古すの意味に結構似ています。

使えなくなるまで使うという点は同じであると評価できるでしょう。

「使い古す」の意味

使い古すとは、使えなくなるような状態まで使っていくことです。

相当消耗するまで使い続けるという意味ですが、これ以上使うことはできないと言える状況になるまで使ったときに使用するケースが多いです。

そこそこ知名度が高い言い方になりますから、この言葉を知っている人はそれなりに多くいるのではないかと思われるのです。

「使い切る」」の意味

使い切るとは、残量がゼロと言える状態になるまで使うことです。

残量が存在するようなものに対して使用する言葉と言えます。

使い切るに関しては使い古すと同じような意味であると評価できますし、同じような場面で使用できるでしょう。

ただ、使用頻度としては使い切るの方が高いと言える可能性があるのではないかと思われます。

「使い古す」と「使い切る」の用法や用例

「この財布はもう10年以上使っている。

かなり使い古したからボロボロであり、そろそろ新しいものに買い換えた方がいいだろうなと思えてくるんだよね。」

「シャンプーやコンディショナーは毎回完全に使い切ることを意識している。

したがって、一滴残らず使っているつもりだ。

そういった意識でいると、節約につながるだろうし。」

使い古すと使い切るは意味がかなり似ている

使い古すと使い切るに関しては意味はかなり似ています。

どちらも特定のものがこれ以上使えない状況になるまで使うという意味の言葉になるので、意味においては区別しづらい面があるでしょう。

同様の場面で使用可能な言葉と言えますから、そこは知っておいてほしいです。

日常生活においては使い切るの方が使われやすいかもしれません。

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