「配布」と「配付」の違い・意味と使い方・使い分け

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どちらも配ることを意味しますが、「配布」は、広く行き渡らせるように配ることを指します。

一方、「配付」は、確実に相手に届くように配ることを意味します。

法令用語では、『「配布」と「配付」を区別せず「配布」に統一する』となっています。

「アンケート用紙」を配る際は、「配布」でも「配付」でもかまいません。

「チラシ」は「配布」を用いますが、「配付」は使用されません。

「配布」の意味

多くの人々にいきわたるように、広く配ることです。

「ビラが配布された」「街頭でチラシを配布する」のように使います。

「配布」の類語には、「配る」「配付」があります。

共通する意味は、「それぞれにいきわたるように分けて届けること」です。

「布」という漢字は、「巾+ナ(父)」で構成されています。

「ナ・父」の部分は、木槌を手に取った様をかたどっています。

これによりこの漢字は、全体で「砧で布を打ってつやを出す様」を示しています。

その結果、この漢字は「布・ぬの」を表すようになりました。

「布を敷く」という行為から「敷く」という新しい意味が派生し、「布」を「広く行き渡らせる」という意味に用いるようになりました。

「配付」の意味

「配付」の意味は、「配りわたすこと」「一人一人に配りつけること」です。

確実に相手に配ることを意味します。

「通知書が一軒一軒に配付された」「関係官庁に資料を配付した」
「投票用紙が配付される」「前の席から順にテスト用紙が配付された」のように使います。

「付」の漢字は、「人+寸」で構成されています。

「寸」の部分は「手」を意味しています。

よって、この漢字は、「手によって人に与える」ということを表しています。

「配布」と「配付」の用途

◇配布
「ビラを配布する」「広報を配布する」「アンケートを配布する」「チラシを配布する」
「小冊子を配布する」「カタログを配布する」「このカタログは、無料配布です」

◇配付
「討議資料を配付する」
「健康診断申請書が自治会の会員に配付された」「国会議員に討議資料が配付されました」
「会員に利用券が配付される」「順に整理券が配付された」

まとめ・チラシ配布には道路使用許可

チラシを配布する場合、その場所を管轄する機関に許可を求めなくてはなりません。

公園ですと主に地方自治体です。

駅構内ですとその駅の鉄道会社となります。

道路の場合には、その道路の所轄警察署長の許可が必要です。

申請したからと言って必ず許可が下りるとは限りません。

以下に、例として道路使用許可を取るための手続きを紹介します。

◇警察に申請する場合の必要書類
チラシ配布する予定の場所の地図が必要です。

その場所に赤丸印をつけておきましょう。

配る予定のチラシも持っていきましょう。

数枚提出用に用意しておきます。

警察署にある道路使用許可申請書に必要事項を記入しておきます。

納付金として2,100円が必要になります。

※その場ですぐ許可が下りることは少なく、数日かかるのが一般的です。

 許可が下りたら、許可受領をします。

納付金は、その時支払います。

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