迫真は「演技などに関して、真実のような状況に思えること」。
あくまでも演技なのですが、本当にそうなのではないか、現実の光景なのではないかと思えるケースで使用します。
真に迫るは「演技などに関して、現実と見分けがつかない状況のこと」。
迫真の意味にかなり近いです。
でも、使用頻度で言えば、迫真の方が高いと言える可能性があります。
「迫真」の意味
迫真とは、演技などに関して、真実のような状況に思えることです。
演技であるため、現実とは言えないシチュエーションになるわけですが、現実の光景そのものと思えるほどに演技がリアルであるケースで使う言葉です。
演技以外に対しても使うことはできますが、演技に関して使用することがほとんどであると評価できるでしょう。
「真に迫る」の意味
真に迫るとは、演技などに関して、現実と見分けがつかない状況のことです。
意味は迫真と特に変わらないです。
同じような場面で使用することができる表現になるでしょう。
ただ、使用頻度に関しては同じとは言えないでしょう。
一般的には迫真の方がメジャーな言い方になると思われるので、真に迫るはそこまで頻繁には使われません。
「迫真」と「真に迫る」の用法や用例
「あの人の演技は非常に素晴らしい。
演技とは思えないような状況であり、まさに迫真の演技と言えるような光景だ。
現実を見ているかのような気分だよ。」
「真に迫る演技ができる人は数少ないだろう。
したがって、そこまで優れた演技力を持っている人は、いろいろなケースで重用される可能性が高いのではないかと思うんだよ。」
迫真と真に迫るは意味では区別はできない
迫真と真に迫るはともに演技などについて、現実のように感じられるという意味で使用する言葉になります。
両者はあくまでも演技であるにもかかわらず、現実の光景のように見えるシーンで使っていくので、同じような場面で使うことができます。
これらは意味では区別はできませんけど、使用頻度としては迫真の方が高いと言えると思われます。