ロケは「スタジオや放送局の建物から出て、街中や自然の中で撮影を行うこと」。
「野外撮影」と言い換えると分かりやすい。
ロケハンは「ロケのために野外の撮影場所を探し調べて段取りを確認すること」。
「下調べ」と言い換えると分かりやすい。
「ロケ」は野外撮影のことです。
映画やテレビドラマでは「ロケ」は欠かせません。
スタジオも大事なのですが、「ロケ」をすることで内容が格段と充実をします。
そのための「下準備」が「ロケハン」なのです。
「ロケ」は「ロケーション」の略
「ロケ」は「ロケーション」のことを言います。
野外に出て、町中や自然の中で撮影を行うことを言います。
「場所や位置」と言う意味もある言葉です。
スタジオだけでも撮影は可能ですが、人為的に町中や自然環境を作ることは限界があり、すぐにスタジオ撮影と分かってしまいます。
映画やテレビドラマにはいかに「ロケ」が多いのか分かります。
「ロケハン」は「下準備、ロケ班」のこと
「ロケハン」は「ロケ班」と言うロケ要員のグループを言う場合もありますが、普通、「場所探し、下準備」と言う意味で使います。
「野外撮影が必要になった時、どの場所が良いのか場所をまず探すことを行います。
そのため「ロケハン=ロケーション・ハンティング」と言うのです。
適当な場所が決まれば同条件で段取りを考えることを行います。
「ロケハン」の実際
「ロケハン」は概ね次のようなことを行います。
「候補地探し、5場所ほど」「アポイント取り」「現地の下見」「当日の必要品の確認」「ロケハンの検討」「ロケハン資料の作成」「香盤表の作成」と言う手順で行います。
5場所ほどの候補地は多いようですが、当日になり実際使用が難しいアクシデントに対応するためと言うことです。
「香盤表」はロケシーンと出演者の位置や時間などを対比できる進行表のことです。
「ロケ」と「ロケハン」とは
「ロケ」は野外撮影のことで、映画やテレビドラマには欠かせないものです。
「ロケハン」はそのために必要な「下準備」のことです。
「ロケ地探し」や「アポイント取り」、「香盤表の作成」などを行います。
しっかりした「ロケハン」があれば「ロケ」はスムーズにいくものです。
国内ばかりではなく「海外ロケ」も行われることがあります。