未定は「決まっていない状況のこと」。
予定などに対して使うことが多いです。
現時点ではまだ決まっていない、分からない状況であるシーンで使う言葉になるのです。
不明は「分からない状況であること」。
未定の意味に似ていますが、不明はかなり幅広く使うことができるので、こちらの方が使用頻度は高くなると思われる状況です。
「未定」の意味
未定とは、決まっていない状況のことです。
たいていは予定に関して使用する言葉であり、そこは大きなポイントになります。
今のところは先の予定が分からないというケースで使うので、今後は予定がはっきりする可能性は十分にあります。
日常生活でよく使われる言い方になりますから、多くが使ったことがあると言えるのではないかと思われます。
「不明」の意味
不明とは、分からない状況であることです。
何らかの部分において分からない、判断できないと言えるケースで使っていく表現になります。
不明と言えるシーンは日常的によくありますから、実際に不明という言葉が使える場面についてもかなり多くあると言えるでしょう。
無意識のうちに使用している人はかなり多いと評価できるはずです。
「未定」と「不明」の用法や用例
「来月に遊びに行かないかと友人に誘われたが、今のところは予定が未定だから返事がしづらいな。
そのうち来月の予定に関して、それなりにはっきりしてくると思うのだが。」
「友達から特定の本を貸してほしいと頼まれた。
確かその本は持っていたはずだけど、どこにしまったか分からないんだよな。
場所が不明という意味では、貸したくても貸せない状況であると言える。」
未定と不明は使用頻度で区別ができる
未定と不明に関しては意味は似ている面もあります。
全く同じ意味ではありませんが、それなりに意味が近いと評価できる状況でしょう。
ただ、両者に関しては使用頻度において違いがある状況です。
基本的には不明の方が使われやすいため、そこは知っておくべきでしょう。
未定が使用されるシーンは限定的であると評価できるはずです。