「重ね重ね」と「返す返す」の違い・意味と使い方・由来や例文

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重ね重ねは「同じことを何度も言うこと」。

たいていは特定の人に対して同じことを何度も言い続ける、その状況を申し訳なく思うという意味で使われる表現になります。

返す返すは「特定の動作を繰り返すこと」。

同じ行為を何度もするという意味であり、重ね重ねの意味にやや似ていると言えます。

でも、返す返すの方がいろいろなシーンで使いやすいです。

「重ね重ね」の意味

重ね重ねとは、同じことを何度も言うことです。

以前言ったことをまた言うというケースで使う言葉になります。

たいていはそういった状況に関して、申し訳ないといった感覚があるときに使用すると評価できるでしょう。

たまに使われる表現であり、そこそこ有名と言えると思われるので、この言葉を知っている人はそれなりにいるはずです。

「返す返す」の意味

返す返すとは、特定の動作を繰り返すことです。

ある動作を何度も行うという意味になります。

重ね重ねの意味に似ているものの、こちらはいろいろな動作に対して使うことができるので、そこは違いになると言えるでしょう。

つまり、使用頻度で言えば返す返すの方が高いと言える可能性が高いので、そこは知っておくといいと思われます。

「重ね重ね」と「返す返す」の用法や用例

「重ね重ね同じような依頼をしてしまい、非常に申し訳ありません。

ただ、今回に関してもぜひお力を貸しいただけないとかと思っています。

ご検討を宜しくお願いいたします。」

「この本は非常に面白く、返す返す読んでしまう。

すでに内容は知っているものの、それでも面白く感じられるのだから、本当に素晴らしい作品だなと思えてくるんだよ。」

重ね重ねと返す返すは似たような表現と言える

重ね重ねと返す返すはともに何らかの動作を繰り返すという意味で使う言葉です。

したがって、両者はそれなりに意味が近いでしょう。

でも、重ね重ねの場合には何かを言うケースでのみ使用するため、それだけ使用できるシーンは限られます。

返す返すの方がいろいろなシーンで使いやすいと言えるため、そこは覚えておいた方がいいでしょう。

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