通算は「特定の期間における計算をすること」。
何らかの計算をするときに使う言葉になりますが、期間が限定されているという部分はポイントになります。
累算は「累計したうえで合計を出していくこと」。
つまり、合計を出すにあたっては、その都度数値を足していくような状況になります。
合計値がその都度変わるような状況とも言えます。
「通算」の意味
通算とは、特定の期間における計算をすることです。
計算をするという意味はあるものの、期間が限定されるという点は重要です。
通算を使う場面としては、スポーツにおけるケースが多いと言えます。
特定の選手の通算成績のような言い方をすることが割と多いですから、そこに関して特に知っておくといいのではないかと思われます。
「累算」の意味
累算とは、累計したうえで合計を出していくことです。
通算の意味とは異なっていると言えるでしょう。
累算の場合には期間は特に関係ないですから、通算とは意味で区別ができる状況であると言えます。
表現はそれなりに似ているものの、意味は同じではないので、ここに関して特に知っておくといいでしょう。
通算よりはマイナーな言い方になります。
「通算」と「累算」の用法や用例
「この選手は結構長い現役生活だった。
したがって、通算成績を見てみると、かなりの数字を残している状況だろう。
そういう意味では、多くの人たちの記憶に残ったに違いない。」
「累算をするケースでは、それなりに手間が必要になる。
やはり1度で合計を出すわけではなく、その都度合計を出していく状況になるから、手間は多くなりやすいんだ。」
通算と累算は意味で区別がしやすい
通算と累算は言葉としては似ている雰囲気を感じる可能性はあるものの、意味は同じではありません。
少なからず区別できる箇所があるので、そこに関して知っておくといいのではないかと思われます。
ただ、知名度で言えば通算の方が高く、累算はそんなに高くないので、そこに関しても覚えておいた方がいいと評価できるでしょう。