増員は「人数を増やすこと」。
そのままの意味と言えるでしょう。
何らかの理由で、特定の人たちを多くするような場面で使っていく言葉になるのです。
増援は「助けてくれる人たちを多く動員すること」。
つまり、人数を増やして誰かを助けるシーンで使っていく言葉になります。
増員の意味に似ているものの、全く同じ意味ではありません。
「増員」の意味
増員とは、人数を増やすことです。
今いる人数よりもさらに多くの人数を用意するという意味の言葉になります。
それなりに有名な表現と言えるので、知っている人は多くいるでしょう。
たいていは人数が足りないなどの理由で、増員をすることになりますが。
たまに使われる表現であると評価できるので、知っている人が多いでしょう。
「増援」の意味
増援とは、助けてくれる人たちを多く動員することです。
人数を増やすという意味では増員に似ています。
増援の場合には助けるために人数を増やすという意味になりますが、増員に関しても結局は何らかの助けとするために人数を増やす面はあるため、意味の違いはそんなにないです。
たまに使用される表現であると言えるでしょう。
「増員」と「増援」の用法や用例
「俺が働いている部署は正直言って人員が足りていない。
したがって、できれば増員をしてほしいが、実際はなかなか難しいだろう。
他の部署も同じような状況だろうから。」
「今いる人数ではどうにもならないな。
相手を倒すには増援に期待するしかない。
ただ、増援がない前提で戦っていった方がいいのではないかとは思うけど。」
増員と増援は意味がやや似ている
増員と増援は意味はそれなりに似ていると言えるはずです。
特定のケースにおいて、人数を増やすという意味で使っていくことが多いです。
したがって、両者は区別しづらい面があります。
明らかな意味の違いはないでしょうから、意味では差を見出しづらいと評価できるでしょう。
使用頻度に関しては、増員の方が高いと思われますが。