「咳込む」と「咽る」の違い・意味と使い方・由来や例文

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咳込むは「喉と気管に入った異物を取り除こうとする呼吸器の反応のこと」。

「異物反応」と言い換えると分かりやすい。

咽るは「咳が一段と激しくなる状態のこと」。

「激しい咳」と言い換えると分かりやすい。

咳の原因は様々で唾液を少し誤嚥するだけでも出ます、重篤な病気が背景にあるものや風邪、インフルエンザなどにも付きものです。

「咳込む」は咳をすること

「咳込む」は「咳」が出ることです。

乾いた咳や湿った咳、すぐ収まる咳、長引く咳、など様ざまです。

唾液や痰、食物カスなどが喉の粘膜に張り付いて出る咳は直に収まります。

背景に病気が潜んでいるしつこい咳は注意が必要です。

また。

誤嚥を起こすと激しいものになります。

咳が長引くのに放置をしてしまうと、気管支炎を引き起こすことがあります。

「咽る」は咳のひどいもの

「咽る」咳は要注意です。

すぐに治る「咳き込む」ことは心配が余りありませんが、食事のたびに咽てしまうことや、誤嚥を良く起こす場合には、悪化すれば誤嚥性肺炎となりかねません。

のどの粘膜に異物が付着していることが原因なのです。

のどの筋肉のトレーニングをすることや。

飲み込みの仕方を注意すること、姿勢を良くして食事をとることなどが必要です。

「咳き込む」ことが多くなると「咽る」ことにつながる恐れ

「咳き込む」ことは普通でもたまにあることです。

回数が徐々に多くなるようでしたら、医者の指示を仰ぐ方が良いかも知れません。

高齢者は唾液や飲み物による誤嚥も良くあることですが、食べものカスなどによる誤嚥を起こすと、「咽る」回数も多くなります。

ひいては誤嚥性肺炎になってしまいます。

咳とは最初は良くあることと油断するのですが、次第にあなどれない存在になります。

「咳き込む」と「咽る」とは

「咳き込む」は様々な原因でのどの粘膜が刺激されることで起きるものです。

すぐに治るもの、収まるのに一苦労するもの、ある程度続くもの、しつこく長引くものなどがあり、慢性の咳は病気が背景にあることが考えられます。

「咽る」は咳の激しい状態のことで、誤嚥性のことが考えられます。

異物が気管支や肺侵入してしまうと肺炎を引き起こします。

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