「提言」と「定言」の違い・意味と使い方・由来や例文

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提言は「考えなどを提出すること」。

したがって、口で考えを言うのではなく、紙などに書いたうえで提出するという状況で使います。

たまに見聞きする言い方です。

定言は「特定の判断や考えなどを断定すること」。

そうであるに決まっているといった言い方をする際に使う表現です。

定言はあまりメジャーではない表現と言えます。

「提言」の意味

提言とは、考えなどを提出することです。

提出するという意味なので、口で考えを伝えるシーンでは使われにくいです。

たいていは紙に考えを書いて、それを提出するという形になるでしょう。

提言に関してはそこそこ有名な言い方になると思われるので、多くの人たちは知っているはずです。

日常生活でもたまに聞かれると言えます。

「定言」の意味

定言とは、特定の判断や考えなどを断定することです。

何らかの判断をするときに、絶対に正しいとか、そういうニュアンスで発言するケースは多くないと思われますが、実際に絶対に正しいと断定するシーンで使うのが定言です。

確実にこうであると言い切れる、自信があると言えるケースで使用する言葉なので、そこは覚えておきましょう。

「提言」と「定言」の用法や用例

「いいアイデアを思いついたから、とりあえず提言をしてみた。

この考えが採用されるか、考慮されるかに関しては分からないが、一応伝えておこうと思ったんだ。」

「定言をする機会というのは日常的にはほとんどない。

というのも、やはり自分の思っていることに関して自信を持つことができないからだ。

したがって、断定はしづらいんだよね。」

提言と定言は意味で区別ができる

提言と定言に関してはなんとなく似ている雰囲気を感じられる言葉ですけど、両者は意味が異なっているので、そういう部分で区別ができると思われます。

ただ、提言はそこそこ有名な言い方になりますが、定言は多くが知らない言葉になる可能性が高いでしょうから、ここにおいても区別をすることができるのではないかと思われるのです。

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