「すっぽかす」と「反故にする」の違い・意味と使い方・由来や例文

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すっぽかすは「約束などを守らないこと、やるべきことを放置すること」。

基本的にはあらかじめ決められた、約束となっている行為をやらないでおくという意味になります。

反故にするは「前に話した内容をなかったことにすること」。

こういった状況は実際にあるので、日常的に割と使いやすいと評価できるのではないかと思われます。

「すっぽかす」の意味

すっぽかすとは、約束などを守らないこと、やるべきことを放置することです。

基本的には前者の意味で使うシーンが多いでしょう。

何かを約束したのにそれを忘れている、または覚えていてもあえて守らないという行動をとったときに使います。

基本的には約束を守らなかった本人ではなく、その相手が使うことになると言えるでしょう。

「反故にする」の意味

反故にするとは、前に話した内容をなかったことにすることです。

前言撤回のような意味の言葉になります。

すっぽかすと同じ意味とは言えないものの、そこそこ似ている面はあると言えます。

約束を守らないケースでも使用できますから、そこは知っておきましょう。

でも、反故にするは使用頻度はそんなに高くはないと思われるのです。

「すっぽかす」と「反故にする」の用法や用例

「約束をすっぽかしたくはないが、どうしてもやらないといけない仕事ができてしまった。

優先すべきなのは仕事だろうから、今回はしょうがないと思っておこう。」

「反故にするようなことをすると、多くの人たちの信用がなくなると言えるだろう。

したがって、できるだけそういったことはしないように気を付けていきたいものだ。」

すっぽかすと反故にするは同じような意味がある

すっぽかすと反故にするに関しては全く同じ意味ではないものの、同じような意味があると言えます。

ともに約束したのに、それを守らないと言えるようなケースで使うことができるので、そこに関してはポイントになります。

でも、使用頻度で言えばすっぱかすの方が高いと言えるはずなので、そこは頭に入れておくといいでしょう。

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