「表彰」と「褒章」の違い・意味と使い方・由来や例文

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表彰は「功績などを称えるために、公の場で発表すること」。

たいていは人前で何らかの記念の品を贈呈するという状況になることが多いです。

スポーツなどでよく目にする光景です。

褒章は「特定の立派な行為に対して授与されるもののこと」。

褒章は国家が授与するものであり、そこはポイントになります。

素晴らしいと言える功績などに対して贈られるのです。

「表彰」の意味

表彰とは、功績などを称えるために、公の場で発表することです。

特定の功績を称えて、それを多くの人たちに知らせるという意味になります。

表彰式といった場がありますけど、これは多くの人たちが見ている前で行うものになります。

スポーツなどの大会では、表彰は日常的に見られるものであり、馴染みを感じやすいと言えるはずです。

「褒章」の意味

褒章とは、特定の立派な行為に対して授与されるもののことです。

意味は表彰に割と似ていますけど、褒章の場合には国家が授与するものになるため、そこは大きなポイントと言えます。

したがって、褒章については実際に見聞きする機会はそんなに多くありません。

でも、言葉を知っている人はそれなりにいるのではないかと思われるのです。

「表彰」と「褒章」の用法や用例

「表彰式において、みんなに注目されるというのはなんとなく恥ずかしいものだな。

優勝したことは嬉しいが、表彰されることに関しては、どうしても緊張してしまう。」

「褒章というのは国家が授与するものだから、それだけ特別感はある。

立派な行為などをしたとしても、常に授与されるわけではないし、なかなか見られないものだろう。」

表彰と褒章は意味がちょっと違う

表彰と褒章については意味は似ている部分が割とあります。

しかし、表彰はいろいろな団体が行っているケースが多いですけど、褒章は国家が行うものであり、そこは違いになります。

したがって、両者は区別できる部分がちゃんとあるのです。

また、使用頻度としては表彰の方が高いと思われるので、そこは知っておくといいでしょう。

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