タメは「サイコロのぞろ目のこと」「同目」と言い換えると分かりやすい。
タメ語は「仲間内で話す言葉のこと、相手と同等のことばのこと」。
「タメ口」と言い換えると分かりやすい。
「タメ」はサイコロの「同目」が訛ってできた言葉のことです。
「タメ語」は相手と「同等」に話す言葉のことです。
「同目」と「同等」が同じ意味あいになり、そこから創られた言葉になります。
「タメ」は「同目・ぞろ目」のこと
「タメ」はサイコロの同じ目のことです。
サイコロ賭博ではサイコロを二つ使い、二つのサイコロの目が「ピンゾロ・二ゾロ」など同じになることをぞろ目または「同目」と言いました。
「タメ」は「同目」が「どうめ・とうめ・たうめ・ため」と変化したものになります。
ですから「タメ」は「同じこと」と言う意味になったのです。
「タメ語」は気やすい言葉
「タメ語」は仲間内の気やすい言葉のことで、相手と対等の立場として話す言葉になります。
ですから、敬語などは使いませんから気やすく、軽い言葉になるのです。
「そうか、そうだってな、それじゃ、そうすれば?」などと言う言葉遣いのことです。
「ため口」と同じことで、仲間と普段かわす何気ない会話のことで、尊敬語や丁寧語とは無縁の会話になります。
「同目」から出来た「タメ」は「語」の語源
「同目」が「タメ」となったことは明らかで、「タメ語」または「タメ口」は「タメ」と言う「同じ目」から創られています。
普段、仲間など立場が対等の人の間では尊敬語や丁寧語は使いませんから、「タメ語」「ため口」の会話となるのが普通です。
「昨日の競馬どうよ、儲かったか」「いや、参ったよ、全然当たらないし、さっぱりだったよ」などの会話のことです。
「タメ」と「タメ語」とは
「タメ」は昔サイコロ賭博の二つのさいの目が同じになることで「同目」と言いました。
「タメ」は「同目」が訛り「タメ」となったのです。
「同じこと、対等なこと」と言う意味にもなりました。
「タメ語」は相手と対等に話す普通の会話のことで、尊敬語や丁寧語は無の会話になります。
例えば、「明日は雨降らないよな」「晴のようだよ」「じゃ、どこか遊びに行こうか」などと言う会話です。