「削減」と「節減」の違い・意味と使い方・由来や例文

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「削減」は、量・金額を削り減らすことです。

英語では「a cut」「curtailment」「reduction」「a cutback」で表されます。

「費用を削減する」という意味の場合「cut down」「curtail」「reduce」「slash」を使います。

「余分なものを削って削減する」という意味の場合「trim」です。

「徐々に減らす」という意味の場合「pare down」です。

「生産・人員などを減らす」という意味の場合「cut back」です。

「経費を削減する」は「reduce overhead」「slash cost」「cut expenditure」です。

「節減」は、経費・使用料などを切り詰め減らすことです。

英語では「reduction」で表されます。

「経費を節減する」は「reduce one’s expenses」「cut down one’s expenses」です。

「削減」の意味

「削減」は、量・金額を削り減らすことです。

以下のように使います。

経費の削減に努める 人員削減 予算の削減 兵器削減案 公費削減

「 curtail 」
「curtail」は「短くする」「短縮する」「減ずる」「抑える」という意味です。

「公費を削減する」は「curtail public spending」です。

「インフレを抑える」は「curtail inflation」です。

「 curtailment」は「短縮」「抑制」「節減」という意味です。

「節減」の意味

「節減」は、経費・使用料などを切り詰め減らすことです。

消費を減らして節約することです。

切り詰めて金銭や物の使用料を減らすことです。

「節約」と同じ意味です。

以下のように使います。

光熱費を節減します 電力節減 石油節減を要請した

「 reduction 」
「reduction」は「減少する・減少させる」「縮小したもの」という意味です。

数学に於いては「約分・通分・換算」科学に於いては「還元」を意味します。

「軍縮」は「armament reduction」です。

「正札から7%割引します」は「allow a 7% reduction in the list prices」です。

「削・節の漢字」

「削」
字義は「けずる」「書刀・小刀」です。

解字では、「刀(?)+肖」で構成されます。

「肖」の部分は「小さくする」を表します。

これらにより「刀で小さくする」を表し「けずる」を意味します。

「節」
字義は「ふし」「みさお」「きまり・おりめ」「くぎり・きりめ」「わりふ・てがた」「はたじるし」「とき・おり」「時候の区分」「祝いの日」「ほどあい・ころあい」
「ほどよい」「かぎる・はぶく」「ますがた」「楽器の名前」「易の六十四卦の一つ」です。

解字では、「竹+即」で構成されます。

「即」の部分は「食物の前に膝関節を付けた形」にかたどります。

「竹」の部分は「節のある竹」を象徴します。

これらにより「ふし」を意味します。

「削減」は 量・金額を削り減らすこと、「節減」は 経費・使用料などを切り詰め減らすことです。

「削減」「節減」「低減」「半減」は、類語です。

「軽減」は、これらの言葉の関連語です。

共通する意味は「減ること、また減らすこと」です。

「削減」は、一部を削って少なくすることです。

「節減」は、使用するものの数量を節約して減らすことです。

「節約」
無駄をはぶいて切り詰めることです。

「倹約」と同じ意味です。

「経費節約」「時間の節約」のように使います。

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