「塾」と「予備校」の違い・意味と使い方・使い分け

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塾は「学校で習う勉強に関して、指導をしていく教育機関のこと」。

学校で行う勉強の範囲内にて指導をしていくことがメインとなっています。

予備校は「受験を意識した指導を行う教育機関のこと」。

学校の授業よりもよりレベルの高い内容の指導になることが多いですし、レベルやコース別に分かれていることもしばしばあります。

「塾」の意味

塾というのは、学校で教えてもらっている勉強の範囲内で指導を行っている教育機関になりますが、あくまでも範囲となるのは学校での勉強の範囲内です。

その中で分からない部分などがあれば塾で教えてもらうといった流れになります。

予習や復習などをして、学校の勉強に対応し、学校の成績を上げることを目的としているのです。

「予備校」の意味

予備校というのは、受験を意識した指導を行っている教育機関であり、それぞれの生徒の学力などを考慮してレベル別、コース別に的確な指導をしていきます。

模試などを受けられるところもあり、学力アップを図りながら、受験に役立つサービスを多く提供しているところもあるなど、塾よりも手厚い内容になっていることが多いです。

「塾」と「予備校」の用法や用例

「学校で習ったところがあまり理解できないんだ。

だから、塾に通ってより丁寧に教えてもらいたいんだけど。

だから、塾に通わせてほしいな。

「高校3年生になるから、そろそろ予備校に通いたいと思うんだけど。

予備校に通って本格的な授業を受けないと、僕の志望大学に受かるのは難しいと思うんだ。

だから、今のうちに通っておきたいんだよ。

塾と予備校では指導の目的が違う

塾と予備校ではともに勉強を教えていくという共通点はあります。

しかし、教える内容が微妙に異なっており、塾は学校で習う勉強の範囲内ですが、予備校は受験で出題されるような問題を含めて教えていくのです。

したがって、予備校の方が教える内容のレベルが高くなるということが言えますし、そこが違いになると言えるのでしょう。

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