「気が知れない」と「底が知れない」の違い・意味と使い方・由来や例文

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気が知れないは「相手の考えなどに関して理解できない状況のこと」。

なんでそんなことを考えるのか分からないといった感覚になったときに使う言葉になります。

底が知れないは「限界が見えない、見当がつかない状況のこと」。

底知れないや底知れぬという言い方をする場合もあります。

意味は気が知れないとは違っていると言えるでしょう。

「気が知れない」の意味

気が知れないとは、相手の考えなどに関して理解できない状況のことです。

相手の言っていることに関して、なぜそんなことを言うのか、どうしてそういう考えに至るのか、理解できないケースで使います。

価値観の相違などが存在しているときにこういった状況になりやすいです。

表現としてはそれなりに有名であると評価できると思われます。

「底が知れない」の意味

底が知れないとは、限界が見えない、見当がつかない状況のことです。

意味に関しては気が知れないとは明らかに違います。

表現としては似ているものの、意味については区別ができる状況となっているのです。

したがって、そこは理解しておきましょう。

底が知れないとは、特定の人の能力が非常に高いとか、そういう場面で使うことが多いです。

「気が知れない」と「底が知れない」の用法や用例

「あんなことができる人の気が知れないよ。

世の中にはいろいろな人がいるのは理解しているつもりだが、本当にいろいろな人がいる事実を目の当たりにした気分だ。」

「この選手はどこまで記録を伸ばすのだろうか。

まさに底が知れない状況であり、一体どこまで記録を伸ばし続けるのか分からない状況だ。

本当にすごい記録を作りそうだよ。」

気が知れないと底が知れないは意味で区別ができる

気が知れないと底が知れないに関しては、意味に関して違いがあります。

したがって、そういった部分で両者は区別ができるでしょう。

表記自体は似ていると言えるものの、意味は同じではありませんから、そこに関して覚えておいてほしいです。

どちらも日常生活において、たまに使用される可能性がある言葉になると思われるのです。

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