「逢着」と「際会」の違い・意味と使い方・由来や例文

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逢着は「何かに出くわすこと」。

特定の出来事などが起きた場に自分がいる、そこに居合わせるという意味で使っていく言葉になります。

際会は「たまたま出くわすこと」。

意味は逢着に似ていますが、際会の場合には重大な出来事などにおいて使われやすいので、そこに関して知っておくといいです。

使用機会はあまり多くないでしょう。

「逢着」の意味

逢着とは、何かに出くわすことです。

かなり漠然とした意味ではありますが、何かに出くわしたときに使用できるため、それなりに多くのシーンで使うことができると思われます。

でも、そんなにメジャーな表現ではないので、知らない人もそれなりに多いのではないかと思われます。

馴染みは感じづらい表現と言える可能性があるでしょう。

「際会」の意味

際会とは、たまたま出くわすことです。

こういった意味なので、逢着と同じような意味であると評価できます。

でも、際会の場合にはそれなりに重大な出来事に限って使用する傾向があります。

だから、日常生活においてはそんなに使われません。

こちらもそんなに有名な言葉ではないので、そういった部分は共通していると言えます。

「逢着」と「際会」の用法や用例

「大雨が降っている状況に逢着したわけだが、傘を持っていなかったから、しばらく雨宿りをするしかなかった。

この雨の中、傘もささずに帰るというのはさすがにきついだろう。」

「この前起きた事件って、私が働いている会社の近くなんだよね。

だから、私はその現場に際会したような状況だった。

実際、異様な雰囲気だったと言えるだろう。」

逢着と際会はかなり似た意味の言葉

逢着と際会についてはそれなりに意味が似ています。

ともに何らかの出来事に出くわすような状況で使っていく表現なので、そんなに意味の違いはありません。

また、これらの言葉は日常生活においてそこまで使用されないものと言えますから、そこに関しても知っておきましょう。

使用頻度は低い方と言える可能性があるでしょうから。

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