地顔は「化粧をしていない顔のこと、ありのままの姿のこと」。
こういった意味の言葉ですが、あまり使われない表現になると言えると思われます。
地頭は「その人が元々持っている頭の良さのこと」。
教育を施すことによって得られた能力ではないという意味で使われる表現になります。
ただ、実際に使うときには主観的な評価になりがちであると言えます。
「地顔」の意味
地顔とは、化粧をしていない顔のこと、ありのままの姿のことです。
前者の意味で使うこともありますが、後者の意味も知っておく必要があります。
ただ、地顔という言い方はそんなに有名ではありません。
したがって、日常生活ではあまり見聞きしない言い方であると評価できます。
そのため、馴染みを感じられる人は少ないと言えるはずです。
「地頭」の意味
地頭とは、その人が元々持っている頭の良さのことです。
特定の人に関して、教育を受ける、受けないに関係なく存在している頭の良さという意味があります。
ただ、地頭がいいかどうかの判断はかなり主観的になりやすいです。
具体的な基準が存在しないので、どうしてもその人の主観の判断で使用されやすいと評価できるでしょう。
「地顔」と「地頭」の用法や用例
「人間は地顔はなかなか見せるものじゃない。
やはりありのままの姿をそのまま他人に見せることができる人というのはほとんどいないだろう。
やはり真の自分は人前では出せないんだよ。」
「他の人たちにはできないような頭脳の働かせ方ができたときには、地頭がいいという評価をされることがある。
教育に関係ないところでの頭のよさというのはあるものなのかな。」
地顔と地頭は意味は異なっている
地顔と地頭に関しては意味は異なっている状況と評価できます。
なんとなく言葉は似ているように見えるかもしれないですけど、それぞれは意味で区別が十分にできるはずですから、そこは知っておきましょう。
一般的には地頭の方が使われやすく、地顔はそんなに使用されない表現になります。
だから、そういう部分でも違いを見出すことがしやすいはずです。