「手に負えない」と「度し難い」の違い・意味と使い方・由来や例文

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手に負えないは「制御したり、コントロールすることができないこと」。

たいていは自分以外の人に対して使います。

行動を制限したりすることが難しいと言える場面で使っていくのです。

度し難いは「どうしようもないと言えるほどに救いようがない状況であること」。

基本的には他人を批判するような場面で使われます。

そんなにメジャーな言葉ではありません。

「手に負えない」の意味

手に負えないとは、制御したり、コントロールすることができないことです。

基本的には人に対して使うことが多いです。

ただ、人以外の動物に対しても使えると言えるでしょう。

自分で特定の存在を制御できない、行動などを制限することができないケースで使用します。

性格などに関してそれなりに荒れている、乱暴であるケースで使われやすいです。

「度し難い」の意味

度し難いとは、どうしようもないと言えるほどに救いようがない状況であることです。

基本的には特定の人に関して、どうすることもできないと感じたときに、諦めの気持ちが芽生えてきたときに使用する言葉であると言えます。

意味としては手に負えないに近いですが、度し難いという表現はあまり使われません。

したがって、ややマイナーな言い方と評価できます。

「手に負えない」と「度し難い」の用法や用例

「自分の子供に関して、手に負えないケースが世の中ではそこそこあると思う。

なかなか親が言うことを聞いてくれないとか、そういうケースはそれなりにあるんじゃないと思えるんだ。」

「常に荒れているような人の場合には、周囲の人たちにとっては度し難いと評価できるだろう。

どうしようもないと諦め気味な雰囲気はあると思うんだよ。」

手に負えないと度し難いは似たような意味と言える

手に負えないと度し難いに関しては意味はそれなりに似ています。

どちらも制御できない、どうしようもないという意味で使うことができる表現になります。

したがって、両者は意味においては区別しづらいです。

ただ、使用頻度に関しては違いがあると評価できるでしょう。

一般的には手に負えないの方が有名で、度し難いはあまり知られていません。

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