「面影」と「残影」の違い・意味と使い方・由来や例文

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面影は「特定の何かを思い起こさせる顔つきなどのこと」。

たいていは特定の人に似ている部分をある人に見つけたときに使います。

特定の人を思い起こさせるような顔つきという意味でよく使われる表現です。

残影は「特定のものを見た後に、その姿が目に残ること」。

あくまでも何かを見た後に、その姿が目に記憶として残っている状況であり、面影とは意味が異なっています。

「面影」の意味

面影とは、特定の何かを思い起こさせる顔つきなどのことです。

特定の人の顔を見て、何かを思い出すようなシーンで使っていきます。

たいていはある人と似ている部分を見つけたときに、その人を思い出すような場面で使用すると言えます。

面影という表現は頻繁に使用するものではないですけど、知名度はかなり高いと評価できると思われます。

「残影」の意味

残影とは、特定のものを見た後に、その姿が目に残ることです。

面影と似たような表現に思えるかもしれませんが、意味は違っていると言えるでしょう。

残影については自分が見たものの姿が目に焼き付くといった意味で使用する表現になります。

何かを思い出すといった状況ではないので、そういった点は違いになると言えるでしょう。

「面影」と「残影」の用法や用例

「久しぶりに友人に会ったが、学生時代の面影がちゃんと残っていた。

同一人物なんだから当たり前と言えるかもしれないけど、懐かしい気分になったと言える。」

「印象に残る光景というのは、どうしても残影を感じさせる。

都会では見られないような、素晴らしい絶景などを見たときには特にそういった感覚になる気がするんだよね。」

面影と残影はちょっと意味が違う

面影と残影については表記としては似ているものの、意味は同じではありません。

面影は何かを思い出させるような顔つきという意味であり、残影は何かを見た後にその姿が目に残るという意味です。

したがって、両者は意味において区別ができます。

ただ、面影はそこそこ有名ですが、残影はそんなに有名ではないので、そこも知っておきましょう。

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