待望は「特定の状況が早く発生してほしいと望んでいる状況のこと」。
自分にとって望ましい状況の到来を待っている状況であり、多くの人たちが無意識のうちにやっている状況と言えるでしょう。
大望は「大きい望みのこと」。
こちらも望みに関する言葉になりますが、単純に大きい望みを表す言葉なので、そこに関して理解しておくといいです。
「待望」の意味
待望とは、特定の状況が早く発生してほしいと望んでいる状況のことです。
自分が望んでいる状況が早く実現してほしいと思っているときに使う言葉です。
その状況がいつか本当に到来することもありますし、しないこともあると言えるでしょう。
そういったところがポイントの言葉になります。
待望はいろいろな機会で見聞きする可能性がある表現であると評価できます。
「大望」の意味
大望とは、大きい望みのことです。
大きい望みそのものを指しているので、それが早く到来してほしいといった意味は含まれていません。
望みに対して使う点は待望と同じですけど、意味は同じではないので、そこは知っておきましょう。
待望と比べると、大望という言い方はあまりメジャーではないので、知名度において差があると評価できるはずです。
「待望」と「大望」の用法や用例
「ついに待望の新作が発表された。
この映画については今まですべて見てきたのだが、どれも面白くて次の作品が早く見たいと思っていたんだよ。
本当に嬉しい状況だね。」
「人間はどうしても大望を抱きがちである。
自分では達成できそうにない夢であっても、そういった目標を持つことでモチベーションを保てる場合もあるからな。」
待望と大望は意味が異なっている
待望と大望は読み方が同じであり、やや紛らわしい言葉ではありますが、両者は意味において区別ができるでしょう。
待望は特定の望みが実現するのを待っている状況であり、大望は大きい望みを意味しているので、違いは割と明確であると言えます。
また、使用頻度にも差があると言え、基本的には待望の方が有名であると評価できます。