「自問自答」と「自己観察」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

自問自答は「自分に問いかけて、それに対して自分で答えること」。

頭の中で無意識にこういったことをやっている人は多くいるはずです。

自身で納得できないこと、疑問に思うことなどがあったときに行うことが多いです。

自己観察は「自分の精神的な面について観察すること」。

自分を観察することですが、特に心理的な部分、感情的な部分に注目して行うので、そこは大きなポイントになると言えます。

「自問自答」の意味

自問自答とは、自分に問いかけて、それに対して自分で答えることです。

自分の頭の中で自分に対して問いかけ、そのうえでその問いに自分で答えるという意味ですが、自問自答という言葉を使うかは別としても、こういう行為は何気なく多くの人たちがやっている可能性があります。

そういったことをすることで、心の整理がついたりすることもありますから。

「自己観察」の意味

自己観察とは、自分の精神的な面について観察することです。

自分の心に関して分析などをするという意味になりますが、状況としては自問自答に近いかもしれません。

自分のことを自分で理解しようとする意味なので、意味においては区別しづらい面があると思われます。

でも、自己観察という表現はそんなに使われないと言えるでしょう。

「自問自答」と「自己観察」の用法や用例

「自分でもよく分からないことがあったときには、ときには自問自答をしてみることも大切だ。

そういったことをすることで、なんとなく腑に落ちるようなときもあるからな。」

「自己観察をしてみると、自分の精神的な面に関して理解が深まることもある。

自分がどういう人間なのかについて詳しく知ることができると言えるわけだね。」

自問自答と自己観察は似ている面もある

自問自答と自己観察に関しては、やや意味が似ていると言えます。

どちらも自分に対して行動を起こすという部分があります。

自問自答は自分に疑問を投げかけて、それに自分で答えるという意味ですが、自己観察は自分の精神的な部分を観察するという意味になります。

したがって、両者は全く同じ意味ではないものの、似ている面もあると評価できるのです。

最新の記事はこちらから