総仕上げは「物事全体における最終的に行う仕上げのこと」。
何らかの物事に取り組んでいるときに、最終段階とも言える仕上げに対して使っていきます。
もうすぐ物事が終わりそうな段階という点がポイントです。
大詰めは「物事における最後の段階のこと、演劇などにおける最後の場面のこと」。
こういった意味で使う言葉ですが、総仕上げにやや意味が似ていると評価できます。
ただ、仕上げにかかわる言葉ではないので、そこは違いになるでしょう。
「総仕上げ」の意味
総仕上げとは、物事全体における最終的に行う仕上げのことです。
何らかの作業をしているときに、最終的に行う仕上げのことであり、もうすぐ何らかの物事が完成するといったときに使われます。
そんなに頻繁に使用される言葉ではないですけど、それなりに有名な表現なので、たまに見聞きする可能性は大いにあると評価できます。
「大詰め」の意味
大詰めとは、物事における最後の段階のこと、演劇などにおける最後の場面のことです。
前者においては総仕上げの意味に近いと言えます。
でも、仕上げに対して使っていくわけではないので、その点においては違いになると言えます。
いろいろな場面で使用できる言葉と言えるので、かなり多くの機会で見聞きするのではないかと思われます。
「総仕上げ」と「大詰め」の用法や用例
「そろそろ完成が近いから、総仕上げってところかな。
ほぼ完成と言える段階だが、最後まで気を抜かないで作業に当たってもらいたい。
ここで失敗したらマズいからな。」
「この演劇もそろそろ大詰めといったところだな。
最終的どんな結末を迎えるのか、そこが気になるところだ。
予想通りの感じで終わるのか、予想を裏切る展開になるのか。」
総仕上げと大詰めは似たような意味を持っている
総仕上げと大詰めに関しては、意味は似ている面があると言えます。
どちらも物事における最終段階、最後の方という意味があるので、そういったところは知っておきましょう。
でも、総仕上げは何らかの作業をするときによく使う言葉で、大詰めは演劇などにおいて使うことがあります。
そういった部分は一応の違いとして知っておくといいです。