美意識は「美に対する意識のこと」。
美というのは自分の見た目の美しさなどに関する部分を指すことが多く、そういったところにこだわりを持っている人に関して使用する言葉と言えます。
美的感覚は「美しさに関して敏感な感覚のこと」。
こちらは自分というよりは、自分以外の存在に対する美しさに関する感覚という意味で使います。
人以外にも使用できる言葉です。
「美意識」の意味
美意識とは、美に対する意識のことです。
美に対する意識ということで、そのままの意味と評価できます。
美に興味がある人ほど、美意識が強いという言い方ができるでしょう。
実際、美意識が人並み以上に強い人はそれなりに多くいるはずです。
自分の見た目などについて特にこだわっている人に対して使用できる表現になるはずです。
「美的感覚」の意味
美的感覚とは、美しさに関して敏感な感覚のことです。
美しさに対して敏感であるといことは、自分のみならず、他人に関する美しさについても敏感であると言える状況になります。
他人における美しさに気付きやすいなど、美しさに関して反応しやすい面があると言えるでしょう。
人一倍そういった点についてこだわりがあると評価できます。
「美意識」と「美的感覚」の用法や用例
「美意識に関してこだわりがある人はやはり普段から見た目にかなり気を遣っている。
服装はもちろんだが、それ以外の目立たない部分についても細かく見ると、オシャレだなと思えてくる。」
「美的感覚に優れている人は街中で目に付くいろいろなものに注目して、美しさの観点から捉えることができるんじゃないかな。
そういう能力が備わっている可能性は高いと思う。」
美意識と美的感覚は微妙に異なった面がある
美意識と美的感覚についてはどちらも美しさに関する言葉ですが、多少なりとも意味が異なっている部分があるのです。
美意識は主に自分に対するものですが、美的感覚は自分以外のものに対しても見出すことができるので、そこに関しては知っておいた方がいいでしょう。
どちらもたまに見聞きする言葉ですから、頭に入れておいてほしいです。