「振り回す」と「振りかざす」の違い・意味と使い方・由来や例文

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振り回すは「手に持ったものなどを勢いよく動かすこと、周りの人間を頻繁に行動させること」。

どちらの意味でも使います。

後者の場合には、振り回されるという受け身の形でもよく使われることになるでしょう。

振りかざすは「何かを頭の上に構えること、主義や主張などを掲げること」。

こちらも複数の意味があると言えるので、両方とも覚えておきましょう。

「振り回す」の意味

振り回すとは、手に持ったものなどを勢いよく動かすこと、周りの人間を頻繁に行動させることです。

どちらの意味でも使う言葉と言えます。

したがって、実際に使用する場面はそれなりに多くあると言える可能性が高いです。

でも、後者の意味については、受け身で使うことが多いです。

つまり、振り回されるという言い方をすることが多いので、そこは特徴になります。

「振りかざす」の意味

振りかざすとは、何かを頭の上に構えること、主義や主張などを掲げることです。

どちらかと言えば、後者の意味で使われることが多いでしょう。

何らかの主義などを掲げて、多くの人たちに知らせる、伝えるみたいな状況において使われることが多いです。

たまに使われる表現ですから、意味は知っておいた方がいいのではないかと思われます。

「振り回す」と「振りかざす」の用法や用例

「あいつは本当にみんなを振り回すよな。

自分の都合を押し付けることが多いけど、こっちの都合とかは考えないのだろう。

あいつの都合に付き合わされるこっちの身にもなってほしいよ。」

「あの人は自分の主張を振りかざすことが多い。

自分が正しいと感じたことは遠慮なく主張して、周囲に聞かせるようなところがあるんだよな。」

振り回すと振りかざすは意味が異なっている

振り回すと振りかざすは表現としては似ているものの、意味は違うと言えます。

振り回す果てに持ったものを勢いよく動かす、周りの人間を頻繁に行動させるといった意味で使われます。

しかし、振りかざすに関しては、頭の上に特定のものを構える、主義や主張などを掲げるという意味で使われるので、そういった部分で違いがあると言えるでしょう。

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