「親」と「近」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

親は「人間関係が親密なこと、血縁関係があり近い関係にあること」。

「父親」と言い換えると分かりやすい。

近は「接近していること、人間関係が近いこと」。

「至近」と言い換えると分かりやすい。

「親」は「したしい・ちかしい」とも読むことから、「近」とは同じ意味でも使います。

人との気持ちの繋がりが強いことを言います。

「親」は気持ちが通じ合うこと

「親しい」は「気持ちの通じ合う、気心の知れあった仲のこと、親のこと」を意味します。

「父親・母親・両親・片親・肉親・親御」「親戚・親類・里親」「親友・親近者・親近感・親密」「親切・親愛・懇親会・和親・親睦会・親身・親日家・親展・親分」「親子丼・親不知・親元」「親はなくとも子は育つ」「親しき仲にも礼儀あり」などと使います。

「近」は「人間関係や距離、時間などが近いこと」

「近」は「人間関係や距離、時間などが近いこと、接近していること」を意味します。

「近親者からどうぞ」「電車がホームに接近している」「遠近感が欲しい」「つい最近のこと」「近似値を求めよ」「この付近にいるはず」「近況報告」「間近に見ると大きい」「独裁者の側近」「至近距離で銃撃」「卑近な例ですが」「身近な問題」などと使います。

「親しい」と「近しい」とは

「親しい」は「気心が知れた仲のこと」ですから、「父親・母親・親友・親戚・親近者」などを言います。

「近しい」は「人間関係が近いこと」ですから、「側近・近隣諸国・近衛兵」などと使います。

会社の人間関係でも上司に近い人などと言います。

「親しい」は「ちかしい」とも読みますから「人間関係が近いこと」という意味にもなり「近しい」と同義に使われます。

「親」と「近」とは

「親」は「親のこと、親しいこと、気心が知れている仲のこと」をいいます。

「父親・母親・両親」「親友・親愛・近親者・親権」「親密・親身・親睦会・懇親会」などと使います。

「近」は「距離や時間、人間関係などが近いこと、接近すること」などを言います。

「接近・近隣・親近感・近似値・至近距離・側近・卑近」などと使います。

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