「区切り」と「折り目」と「境」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

「区切り」は、詩文などの句の切れ目です。

物事のきり、切れ目のことです。

英語では「a stop」「an end」で表されます。

「この辺りで一応仕事に区切りをつけよう」は「Let’s stop our work here for the time being. 」です。

「句の切れ目」という意味の場合「a pause」です。

「試合の区切り」という意味の場合「a period」です。

「折り目」は、物を折りたたんだときに起こる境目のすじです。

物事の「区切り」「けじめ」です。

英語では「a fold」「a crease」で表されます。

「折り目のきちんとついたズボン」は「neatly creased trousers」です。

「折り目ある生活をする」は「lead an orderly life」です。

「境」は、土地と土地または、物と物が接しているところです。

物事の分かれ目です。

英語では「a border」「a boundary」で表されます。

「市の境」は「the city limits」
「州の境」は「the state border」です。

「山の尾根が県の境になっている」は「The mountain ridge forms the boundary between the two prefectures. 」です。

「区切り」の意味

「区切り」は、以下のような意味です。

①詩文などの句の切れ目です。

②物事のきり、切れ目のことです。

「段落」と同じ意味です。

以下のように使います。

仕事の区切りがつく 紛争に区切りをつける

「区切り」を数える時は「節」「区」「句切り」を使います。

「節」は、文章や音楽などの区切りを数える語です。

プロ野球などの試合日程の区切りも「節」で数えます。

「区」は、区切った場所・句切りを表す語です。

一段落することを「ひと句切り」といいます。

「折り目」の意味

「折り目」は、以下のような意味です。

①物を折りたたんだときに起こる境目のすじです。

「折りぎわ」のことです。

②「機会」のことです。

ちょうどよい折です。

③物事の「区切り」「けじめ」です。

④鷹の翼の風切羽の内側の羽の称です。

以下のように使います。

仕事に折り目を付ける 折目高 折り目正しい人
スポンジに折り目を付ける

「境」の意味

「境」は、以下のような意味です。

①土地と土地、または、物と物が接しているところです。

「境界」「しきり」です。

②物事の分かれ目です。

③特定の場所・地域・境地です。

以下のように使います。

隣の土地との境 安心立命の境 生死の境をさまよう 境の塀を修理する
その事件を境に生活はがらりと変わった この川が隣村との境となっています

「区切り」は 詩文などの句の切れ目、物事の切れ目のことです。

「折り目」は 物を折りたたんだときに起こる境目のすじ、物事の区切りです。

「境」は 、土地と土地、または、物と物が接しているところ、物事の分かれ目です。

「区切り」「折り目」「境」は、類語です。

共通する意味は「物事の切れ目、けじめ」です。

「区切り」は「句切り」とも書きます。

物事の切れ目のことです。

「折り目」は、折りたたんだ節目のことです。

「物事のきまり」「けじめ」という意味もあります。

「境」は、土地と土地との境界を指します。

さらに「物と物との切れ目」という意味でも使われます。

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