「計」と「測」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

計は「数えることこと」。

「時計」と言い換えると分かりやすい。

測は「測ること」。

「測定」と言い換えると分かりやすい。

「計」は「時計のようにあるものを数えること」また、「計画」「推し量る」意味もあります。

「一念の計」「推計」など。

「測」は「あるものの大きさや量をはかることを言います。

また、「推し量る」意味もあります。

「測定値」「推測」「推量」などと使います。

「計」は数えること

「計」は語源では「数えること」とあり、「はかること」となったものです。

「計測はカウント」「計算は苦手だ」「集計してください」「総計はいくらになっていますか」「感染者の累計がすごい」「統計学は難しい」「様々な時計」などと使い、「推し量る」では「国家百年の大計」「計画性がない」「計略に掛かる」「生計を立てる」などと使います。

「測」ははかること

「測」の語源は水の深さを測ることですから、物の深さや高さ、大きさ、量などをはかることを言います。

「計測値」「測定値」「測量作業」「身長や体重の測定」などと使います。

また、「推し量る」意味もあります。

「予測できない」「推測だが」「憶測でものを言うな」「不測の事態が起きるかも知れない」「目測ではこれぐらいか」などと使います。

「計」と「測」は似ている意味がある言葉

「計」と「測」に共通する意味で「推し量る」があります。

「推計・推測」とどちらにも使える言葉があり、意味は若干異なりますが「推し量る」という意味は同じです。

「推計」は数値を推し量ること、「推量」は物事を想定して判断を行うことです。

「大雨でこの川も増水することが『推量』されますが、水は危険水位を1メートル超えることが『推計』されます」と使います。

「計」と「測」とは

「計」は「数えること」、「測」は「測ること」という意味があります。

どちらにも共通した意味では「推し量る」という意味があります。

「計」では「計算・小計・合計・集計・総計・大計・計画・統計・時計・推計」などの言葉があり、「測」では「測定・計測・測量・観測・不測・予測・臆測・推測・目測」などの言葉があります。

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