両者は「両方の存在のこと」。
人間に対して使うことも多いですが、人間以外に対しても使うことができるので、そこはポイントであると評価できるでしょう。
両人は「2人の人間のこと」。
こちらは基本的に人間に対して使用していく言葉になります。
だから、それだけ使用シーンが限定される言葉になるはずです。
そこはポイントでしょう。
「両者」の意味
両者とは、両方の存在のことです。
2人の人間を同時に指すような場面で使われることも多いですけど、それ以外の場面でも使用されやすい言葉です。
というのも、両者は人間以外でもものに対しても使用されることがあります。
2つの何らかの物事などに関して表現したいときに、両者を使うこともあるので、そこはポイントになります。
「両人」の意味
両人とは、2人の人間のことです。
両者と同じような意味で使うことができますが、こちらは人間のみを対象にしていきます。
両者の場合には、人間を対象にすることがあるものの、物事などを対象にすることもあるのですが、両人は完全に人間のみを対象にするので、そこは大きな注意点と言えます。
両人の方がややマイナーな言い方になるでしょう。
「両者」と「両人」の用法や用例
「2つの会社から内定をもらったけど、どちらを選ぶべきか迷うんだよな。
両者ともにそれなりに有名で、自分の希望の条件を満たしているから、どっちがいいか決められない。」
「両人を見ていると、本当に理想的な夫婦という感じがしてくるんだよ。
だから、これから辛いことがあったときでも、力を合わせて乗り越えていってほしいと思う。」
両者と両人についてはほぼ同じ意味
両者と両人については、基本的には同じ意味と言えるでしょう。
2人の人間を指すときに使われる言葉になると言えます。
でも、両者については人間以外を指すときにも使われるのです。
だから、両者の方が幅広く使うことができると言えるはずです。
それぞれは意味は似ていますけど、そういう部分で違いがあるので、そこに関して理解してほしいです。