退色は「日光などにさらされて、色がだんだん薄くなること」。
色褪せのような状況と言えます。
自然現象として起きることがしばしばあるのです。
洗い晒しは「何度も洗濯をしたために、衣服などの色を落ちてしまい、白っぽくなっていく現象のこと」。
こちらは洗濯をしたときにしか使わないので、場面はかなり限定される言葉です。
「退色」の意味
退色とは、日光などにさらされて、色がだんだん薄くなることです。
こういった状況は現実的によく起きるものです。
特定の条件における状況を放置していると、実際に色褪せと言える現象が起きますけど、これを退色と呼ぶこともあります。
たまに使われることがある言葉になるので、念のために頭に入れておいた方がいいと思われるのです。
「洗い晒し」の意味
洗い晒しとは、何度も洗濯をしたために、衣服などの色を落ちてしまい、白っぽくなっていく現象のことです。
何度も洗濯をすると、色が落ちてくる状況というのは実際にありますし、経験している人もそれなりにいるはずです。
ただ、洗い晒しという言葉についてはそんなに有名ではないと言えます。
だから、マイナーな表現と言えるのでしょう。
「退色」と「洗い晒し」の用法や用例
「日光に長時間当てると、多くのものは退色してしまう。
つまり、色褪せる状況となってしまうんだ。
だから、そうならないように常に気を付けていかないといけない。」
「洗い晒しが起きると、どうしても衣服などの色が落ちて、白っぽくなってしまう。
だから、洗濯の頻度や回数については気を付けないといけないと思うんだ。」
退色と洗い晒しは使用する場面が違う
退色と洗い晒しに関しては、同じような状況を表している言葉になります。
しかし、それぞれは使用するシチュエーションに違いがあると言えます。
退色は日光に当たったことで色褪せが起きたケースで使いますが、洗い晒しは洗濯を何度もしたことで、色が落ちた、白くなったと言える場面で使うのです。
こういったところで区別ができるはずです。