さほどは「程度があまり甚だしくはない状況であること」。
自分としてはそんなに程度が甚だしいとは思っていないが、周囲は思っていると言えるようなシーンで使っていく言葉です。
それほどは「程度があまり甚だしくはない状況であること」。
意味はさほどとほぼ同じです。
したがって、同じような場面で使っていくことになるでしょう。
「さほど」の意味
さほどとは、程度があまり甚だしくはない状況であることです。
基本的には自分の主観で程度が大したことないと感じるようなときに使いますが、周りの反応はそうではないケースで顕著と言えるでしょう。
つまり、周りと温度差を感じるような場面で特に使っていく表現になるのです。
口癖のように何度も使用している可能性がある言葉です。
「それほど」の意味
それほどとは、程度があまり甚だしくはない状況であることです。
意味としてはさほどと全く同じですし、使う場面に関しても特に違いはないです。
そのため、基本的に区別は厳しいと評価できます。
知名度も大して変わらないため、本当に区別する部分がないと言える状況であり、どちらを使っても構わないと評価できると思われます。
「さほど」と「それほど」の用法や用例
「今回の結果に関しては、さほどすごいものじゃないと思う。
俺にとっては普通くらいで、過去にも同じような結果を出したことはあるから。
全然驚いていないよ。」
「このくらいの連敗なら、それほど焦る状況じゃない。
結果的に優勝するチームだって、このくらいの連敗を経験する可能性は十分にあると思うから。
だから、まだ大丈夫だよ。」
さほどとそれほどは同じような場面で使う言葉
さほどとそれほどに関しては、だいたい同じような場面で使っていく言葉になるでしょう。
意味は特に変わらないですし、区別することは難しいと言える状況があります。
だから、基本的には見分けることができない意味の言葉であると認識しておくといいのではないかと思われます。
両者ともにそれなりの頻度で使うことがあるので、馴染みは感じやすいはずです。