同等は「等級、程度、資格などが実質的に等しいこと」。
つまり、価値やランクのような部分において、同じと言えるケースで使っていきます。
でも、その判断は非常に主観的です。
同列は「物事が同じ程度、地位であること、同じような扱いを受けるべきこと」。
これも別々のものが同じであると思えるときに使っていく言葉になります。
「同等」の意味
同等とは、等級、程度、資格などが実質的に等しいことです。
何かと何かを比べるときに、価値やランクにおいてほぼ同じと感じられるようなときに、同等という言葉を使って評価していくのです。
それなりに有名な言葉であるため、知らない人はまずいないでしょう。
ただ、実際にこれを使用するシーンについてはそこまで多くはないと言えます。
「同列」の意味
同列とは、物事が同じ程度、地位であること、同じような扱いを受けるべきことです。
同等とかなり意味は近いでしょう。
全く同じとは言い切れないものの、大した違いはないと評価できるはずです。
使用頻度についても、同列と同等はあまり変わらないと思われます。
つまり、違いを見出すのがかなり難しい表現になると言えるでしょう。
「同等」と「同列」の用法や用例
「この発見は過去に存在する偉大な発見と同等レベルの素晴らしい功績だ。
人類の進歩に大いに貢献するに違いない。
これは確実にトップニュースになるぞ。」
「今回の問題とお前が言っている問題は同列にはできないだろう。
全然違う話なんだよ。
うちらが被った損害は極めて大きいわけだから、今回の問題の方が明らかに酷いと言える。」
同等と同列は同じような場面で使う
同等と同列に関しては、意味は結構似ています。
どちらも同じような扱いをすべきと言えるような場面で使っていくのです。
特定のものと別のものを比べて、同じようなものと言えるような状況があったときには、実際に同等と同列などの言葉を使用していくのです。
どちらもそこそこ有名な言葉になりますから、覚えておく必要があるでしょう。