「立ち尽くす」と「突っ立つ」の違い・意味と使い方・由来や例文

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立ち尽くすは「感動したり、呆気にとられたりして、その場から身動きがとれなくなること」。

これは無意識のうちに起きていることです。

つまり、意識が飛んでしまっているような状況とも言えます。

突っ立つは「ただ立っていること、真っ直ぐに立っていること」。

状況としては立ち尽くすに近いですが、こちらは意識が飛んでいるわけではありません。

「立ち尽くす」の意味

立ち尽くすとは、感動したり、呆気にとられたりして、その場から身動きがとれなくなることです。

つまり、プラスの出来事、マイナスの出来事それぞれによって、自身の感情が大きく揺さぶられてしまい、意識が飛んでしまうようなケースで使っていきます。

立ち尽くすというのは、無意識の起きていることが多いと思われるので、そこは特徴です。

「突っ立つ」の意味

突っ立つとは、ただ立っていること、真っ直ぐに立っていることです。

状態としては、立ち尽くすにかなり似ているように見えますが、全く同じ意味ではありません。

突っ立つの場合には、そういう行為を意図的にやっているケースで使います。

立ち尽くすは無意識のうちにそうなってしまう場合を指しているものの、突っ立つはそういう部分はないのです。

「立ち尽くす」と「突っ立つ」の用法や用例

「受かっているはずだった大学に落ちている事実を目の当たりにしたとき、俺は立ち尽くすしかなかった。

まさかという光景が広がっていて、本当に信じられなかったんだよ。」

「先生に廊下に立ってろと言われたが、ずっと突っ立つというのはさすがにきつい。

足が痛くなってくるし、そろそろ勘弁してくれよというのが本音なんだよ。」

立ち尽くすと突っ立つについては理由が異なる

立ち尽くすと突っ立つについては、状況としてはかなり似ています。

しかし、立ち尽くすは無意識にそうなってしまうケースが多いものの、突っ立つは意図的にそうしているケースが多いので、そこで見分けることができるでしょう。

意図してやっているのか、そうじゃないのかという理由の部分で見分けていくといいと言えるのでしょう。

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