「穏」と「和」の違い・意味と使い方・由来や例文

B!

穏は「穏やかなこと。」

「安穏」と言い換えると分かりやすい。

和は「和らぐこと、穏やかなこと、なごむこと」。

「穏和」と言い換えると分かりやすい。

「穏」も「和」も「ながやか」という共通する意味を持ちます。

「なごやか」は「ゆったりとした雰囲気で、平穏なこと」を言います。

「和」はその他、様々な意味がある言葉です。

「穏」は穏やかなこと

「穏」は語源では「稲を足で踏みつけてモミを取ること」から「穏やか」に転じたものです。

「イスラムでは穏健派が台頭してきた」「安穏な老後を過ごしたいものだ」「何やら国境に不穏な動きがある」「平穏が一番良い」「人々が納得する穏当な意見だ」「何とか穏便に処理願います」「穏和な性格は皆に好まれる」などと使います。

「和」は和らぐこと

「和」はいろいろな意味があります。

第一に「やわらぐ・穏やか」、次に「仲良くする」、他に「合わせる」「会える・混ぜる」「足し算の答え」「なごやかなこと」「日本」「昔の大和の国」などがあります。

熟語には「温和・柔和」「平和・和解・協和」「調和・和音・ご唱和」「和え物・中和・飽和」「総和」「和服・和訳・漢和」「大和国」などがあります。

「穏和」は「温和」

「穏」も「和」も「なごやか」が同じです。

全体の意味も似通っている言葉で、同訓異義語になります。

「穏和」は二つの字をつなげた言葉で「なごやか、穏やか」を意味します。

「気候が穏やかなこと、暑すぎず寒すぎずの温帯気候のこと」「正確が落ち着いていて穏やかな感じがすること」「穏和は温和と同じこと」などの意味になります>

「穏」と「和」とは

「穏」は「なごやかなこと、穏やかなこと」です。

「安穏・平穏・穏健・穏当・不穏・穏便」などの言葉があります。

「和」は「平和なこと、和やかなこと、仲良くすること、日本のこと、足し算の答えのこと」などの意味があります。

熟語は「平和・和解・温和・柔和・調和・飽和・和訳・和語・和文」など多くのものがあります。

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