「グループディスカッション」と「グループワーク」の違い・意味と使い方・使い分け

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グループディスカッションは「集団で1つの議題に関して討論をして、結論を出すこと」。

基本的には話し合いが中心となることが多いです。

グループワークは「集団で話し合いながら、作業などをしていき、結論を出すこと」。

資料などが渡され、それを見比べながらということがあり、話し合いとは別に作業が必要になってきます。

「グループディスカッション」の意味

グループディスカッションというのは、就活などで実施されることが多い選考で、就活生が数人でグループになり、あらかじめ与えられたテーマに沿って話し合い、1つの結論を出して、最終的にそれを発表するというものです。

やるべきことはメンバー間で話し合い、話し合った結果をグループでまとめて発表するということになります。

「グループワーク」の意味

グループワークというのは、就活で実施される選考の1つですが、特定の状況を達成するためのお題が与えられ、そのお題は実際の会社での業務内容に近いものとなることが多いです。

したがって、用意された資料などを使っていく必要があり、特定の結論を出すに至るまでの作業量が多く、話し合いとは別に手間を多く必要とする選考と言えます。

「グループディスカッション」と「グループワークの用法や用例

「人生で最も大切なものは何かについて考えさせるグループディスカッションのテーマが与えられたが、私はなかなか回答が思い浮かばず、上手く話し合いに参加することができなかった。

「自社の売り上げをアップさせるには何をすべきかというお題でグループワークが実施されたが、会社の業務それ自体を理解するのに手間取り、なかなかいい案が思いつかず、話し合いに積極的に参加できなかった気がする。

グループディスカッションとグループワークは専門性の違い

グループディスカッションは特に知識も必要なく、自分が今までしてきた経験などを駆使して討論に参加することができます。

しかし、グループワークは会社で行う業務内容に近い専門的な部分がお題となるので、前提知識があった方が有利であり、業務への適性なども問われるため、より難しい選考方法となっているのです。

したがって、難易度に差があるという言い方もできます。

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