「とばっちり」と「そばづえ」の違い・意味と使い方・由来や例文

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とばっちりは「特定の人たちのそばにいることで、災いを受けてしまうこと」。

巻き添えといった意味になります。

本来はそんなことに巻き込まれるはずなかったのに、誰かのそばにいたがために、災いに巻き込まれるケースで使っていきます。

そばづえは「喧嘩のそばにいたがために、打ち合う杖で打たれること」。

とばっちりとほぼ同じ意味と言える状況でしょう。

「とばっちり」の意味

とばっちりとは、特定の人たちのそばにいることで、災いを受けてしまうことです。

いわゆる巻き添えという状況で、巻き添えという言葉でも言い換えることができます。

このような光景はたまに見られますし、自分で経験したことがあるという人も普通にいるでしょう。

したがって、とばっちりを使う機会はそれなりに存在すると評価できます。

「そばづえ」の意味

そばづえとは、喧嘩のそばにいたがために、打ち合う杖で打たれることです。

より具体的な意味となっていますけど、結局はこちらも巻き添えという意味になり、とばっちりに近い意味と評価できると思われるのです。

したがって、とばっちりとの意味の違いは微妙です。

しかし、知名度においてはとばっちりほど高くはないと言えるでしょう。

「とばっちり」と「そばづえ」の用法や用例

「怒られている奴の近くにいたせいで、俺まで怒られてしまった。

本当に関係ない状況なのに、ついでに俺まで怒られた状況で、完全にとばっちりと言えるだろう。」

「そばづえというのは非常に理不尽に感じられるよな。

なんで俺がそんなに目に遭わないといけないのかという気持ちになる。

イライラが止まらない状況となってしまったんだ。」

とばっちりとそばづえはほぼ同じ意味と言える

とばっちりとそばづえに関しては、意味の違いはほぼないと言えるでしょう。

どちらも巻き添えを食らうといった意味で、やや理不尽な状況を表していると言えるのです。

したがって、基本的には区別しづらい言葉と評価できます。

ただ、知名度で言えば、とばっちりの方が明らかに高いので、こちらの方が使われやすい言葉になります。

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