「撃退」と「掃討」の違い・意味と使い方・由来や例文

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撃退は「敵などを退けること」。

自分たちにとって脅威となる存在、問題となる存在をなんとか退けようとするときに使う言葉になります。

たまに使われる表現です。

掃討は「敵などをすっかり打ち払うこと」。

意味は撃退とあまり変わりません。

こちらも敵と言える存在を退けるという意味で使っていきます。

掃討の方がマイナーです。

「撃退」の意味

撃退とは、敵などを退けることです。

戦いにおける敵に対して使うことが多いですけど、それ以外に対しても使うことができます。

例えば、強盗を撃退するなどの表現も存在しているのです。

自分たちにとって脅威と言える存在を追い払うようなシーンで使う言葉になるのですが、日常的にはほとんど使用されない、見聞きしないはずです。

「掃討」の意味

掃討とは、敵などをすっかりと打ち払うことです。

自分たちにとっての敵を打ち払うという意味になりますから、意味において撃退と区別することは厳しいでしょう。

しかし、掃討の場合には戦場など、一部のシーンでしか使わない傾向にあります。

そのため、撃退と比べると使用頻度は低く、マイナーな言葉という扱いになるのです。

「撃退」と「掃討」の用法や用例

「この前泥棒を撃退した人は学生時代に柔道をやっていたみたいだね。

やっぱりそういった部分に長けている人の場合には、いざというときに役立つ面があるんだな。」

「敵の軍を掃討するには、事前にしっかりと策戦を練っていかないといけない。

そうしないと絶対に上手くいかないだろう。

この部分に関しては、手間をかけていくべきだ。」

撃退と掃討は使用する場面が異なる

撃退と掃討については、どちらも自分たちにとっての敵、脅威となる存在を追い払うといった意味があります。

しかし、それぞれは使用する場面に違いがあるのです。

撃退は戦場において、または日常において使うことがありますが、掃討は主に戦場でしか使わないので、そこはポイントでしょう。

区別できる部分はちゃんとあるということです。

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