フリーランスは「特定の会社に所属しない、会社に雇用されないで働くこと」。
「自営業」に近い働き方ができ、仕事内容や進め方を自分で決定できる存在と言えます。
ノマドは「働く場所を制限されず、その都度自由に選びながら仕事をすること」。
「遊牧民」という意味があり、特定の場所に住居を構えないで動きながら生活をしていく人たちに似ているるのです。
「フリーランス」の意味
「フリーランス」は会社員とは違い、会社と雇用契約を結ぶことなく働く人たちであり、会社に所属をしていないので、正社員や契約社員、派遣社員、アルバイトのいずれにも属さない特徴があります。
特定の会社に属してはいないが、会社と一切かかわりを持たないというわけではなく、必要に応じてその都度仕事をする相手となる企業を選び、かかわることになるのです。
「ノマド」の意味
「ノマド」は働く場所を限定しない人たちのことを指し、会社員は通常会社の中では働くことになりますけど、ノマドはそういった場所に囚われない働き方になります。
特にインターネット環境が整った場所で仕事をする傾向があり、現代ではそういう環境が至るところに見られるため、自宅を含めて働く場所を変えることがしやすいのです。
「フリーランス」と「ノマド」の用法や用例
「私は大学を卒業したら、就職はしないでフリーランスになろうと思う。
会社に所属しないから給料は不安定になる可能性はあるけど、自分のペースで仕事ができるメリットも大きいから。
」
「ノマドの魅力は働く場所を自分で自由に選ぶことができることなんだ。
その日の気分に合わせて自宅だったり、近所のネット環境が整ったカフェだったり、仕事ができる場所が多いのが特徴になるの。
」
「フリーランス」と「ノマド」の概念は両立する
「フリーランス」は契約上の概念ですから、特定の会社に雇用されないで働く人のことを指します。
そして、「ノマド」は働く場所を制限されないで、自由に選ぶことができる人たちです。
つまり、フリーランスの人の中にはノマドの人もいて、ノマドの人の中にはフリーランスの人もいるのです。
特定の会社に所属をしない人で、その都度働く場所を変えているような人がいれば、その人はフリーランスであり、ノマドでもあると言えるわけですから。