「まごまご」と「もごもご」の違い・意味と使い方・由来や例文

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まごまごは「狼狽えてしまっていることで、適切な行動が取れないでいる状況のこと」。

何が適切かの判断もしづらい状況と言え、パニック状態であると評価できるでしょう。

もごもごは「口を十分に開けないで、食事をしている状況のこと」。

まごまごに表現は似ているものの、意味は全く違うので、これは区別がしやすいと評価できるはずです。

「まごまご」の意味

まごまごとは、狼狽えてしまっていることで、適切な行動が取れないでいる状況のことです。

何らかの原因により、狼狽える事態となってしまった結果、軽くパニックになっているようなケースで使います。

冷静な判断がしづらいため、当然ながらその場における適切な行動をとれない状況となるのです。

たまに使用される表現と言えるでしょう。

「もごもご」の意味

もごもごとは、口を十分に開けないで、食事をしている状況のことです。

口を十分に開けないで食事をするときには、独特の音が聞こえることがありますけど、それをもごもごと表現するのです。

したがって、まごまごと似た表現とは言えますけど、もごもごは明らかに使用する場面が違います。

そこで区別をしていくことが可能と言えます。

「まごまご」と「もごもご」の用法や用例

「人はときにまごまごする瞬間がある。

どうしても冷静さを失うことがあるんだよ。

そういう状況はいきなりやってくる可能性があるから、心の準備はしておいた方がいいだろうな。」

「もごもごしながら何かを食べている人がいると、どうしても気になってしまう。

人がどういう状況で食事をしていようが、本来はどうでもいいはずだが、なぜか俺は気になってしまうんだ。」

まごまごともごもごは使用する場面が異なる

まごまごともごもごはなんとなく似た意味の言葉に見える可能性があります。

表記自体は似ていますから。

しかし、まごまごは狼狽えた結果、適切な判断や行動がとれない場面で使っていくものの、もごもごは口を十分に開けないで食事をするシーンで使っていきます。

したがって、両者はそういう部分で区別ができる状況と評価できるはずです。

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