「彷徨う」と「流離う」の違い・意味と使い方・由来や例文

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彷徨うは「当てのない状態で、または迷ったうえであちこち歩き回ること」。

目的地などに向かって歩いているわけではなく、別の理由で歩いているケースで使っていきます。

流離うは「これと言った目的がない中で、どこかを歩き回ること」。

つまり、意味や状況としては彷徨うにかなり近い形となっていると評価できると思われます。

「彷徨う」の意味

彷徨うとは、当てのない状態で、または迷ったうえであちこち歩き回ることです。

これといった目的があるわけではなく、どこかに向かっているわけでもなく、とにかく歩き回っているだけの状態で使っていく言葉です。

だから、傍から見たら非常に奇妙な光景に見える可能性が高いと思われます。

こういった行為は滅多に見られませんが。

「流離う」の意味

流離うとは、これといった目的がない中で、どこかを歩き回ることです。

目的もなくその辺を歩き回っている状況なので、意味としては彷徨うと大して変わらない状況です。

しかし、流離うという言い方の方が恐らくマイナーでしょう。

彷徨うはたまに見られる表現ですが、流離うは滅多に見ない表現になるので、そこは重要と言えます。

「彷徨う」と「流離う」の用法や用例

「楽しいことがないと、気が付いたら辺りを彷徨っていることがある。

本当にやることがないと、自分でもよく分からない行動をとることが実際にあるんだよね。」

「人生に迷ったときには、当てもなく流離うことがある。

そんなことをしていると、なんだか気分がまぎれることがあるんだよね。

自分にとっては実は意味がある行動なのかもしれない。」

彷徨うと流離うは同じような状況を表している

彷徨うと流離うに関しては、状況としては同じような面を持っています。

どちらもこれといった目的が存在しない中で歩き回るケースで使っていくのです。

したがって、両者は状況としてはほぼ同じであり、同じような光景に見える可能性が高いでしょう。

どちらかと言えば、彷徨うの方が有名な言い方となっているので、そこは理解しておきましょう。

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